求人ボックスとは？掲載料・掲載方法・Indeedとの違いを紹介！

「求人ボックス」というというサービスをご存じでしょうか？
求人を募集している企業の方、就職活動をされている方などはご存じかも知れません。
この記事では
・「求人ボックス」の説明
・「求人ボックス」の掲載料
・「求人ボックス」の掲載方法
・「求人ボックス」と「Indeed（インディード）」との違い
などについて解説したいと思います。

求人ボックスとは

「求人ボックス」とは、株式会社カカクコムが運営する求人専用の検索エンジンです。
株式会社カカクコムの「カカクコムグループ」は、
「価格.com」や「食べログ」などのサービスを運営しているグループです。
似ているサービスとしては「Indeed（インディード）」「スタンバイ」が挙げられます。

2015年にリリースしたサービスでありながら、わずかな期間で急成長したサービスです。
■求人ボックス｜WEB限定CM

■会社情報
求人ボックスを運営する株式会社カカクコムの情報です。

求人ボックスの利用者

「求人ボックス」の利用者は2020年5月の時点で500万人を突破し、
2021年3月には700万人を突破。（2021年6月末現在）
現在ではさらに増えていると思われます。
ユーザー層は学生・第二新卒を含む若年層から中高年・シニアの方まで幅広くいるようです。

月間利用者が500万人を突破！（求人ボックス公式サイトより）

求人情報の数は約500万件と、国内最大級です。
ちなみに、「新着求人」の数はTOPページの検索欄の上に表示されます。
求人サイトの会員数を参考までにお伝えしますと、
●マイナビ転職→約701万人
●doda→約672万人
●エン転職→900万人以上
●イーキャリア→約154万人
とのことです。

求人サイトごとの会員データ比較（株式会社ONE　より）

求人ボックスのしくみ

求人ボックスは、あらゆる求人情報を収集して表示してくれます。
「企業・店舗の採用サイト」
「求人広告媒体」
「求人ボックスに直接投稿された情報」
などです。
以前は、求人情報を探すときは、それぞれの求人サイトで探したり、企業サイトの求人ページを探して情報を探す必要がありましたが、「求人ボックス」を利用すれば、いろんなサイトの情報を一括で表示してくれるので、大変便利になりました。
「求人ボックス」の検索エンジンとしての機能は、
「Google」や「Yahoo!」などとは違うもので、カカクコムオリジナルの検索エンジンとなります。
そのため独自の評価基準が存在します。

検索ワードと求人情報のマッチ度

掲載されている求人情報のテキストを解析し、ユーザーが検索したキーワードに対して、ユーザーのニーズを満たしているかを評価します。

情報の豊富さ

雇用形態や給与、勤務地といった求人情報における重要度の高い情報が揃っているかどうかを評価します。

情報の新しさ

正確で最新の情報を積極的に掲載するために、求人情報の新しさや更新について評価します。

ユーザー行動

求人ごとのクリック率といったユーザーの行動を分析し、ユーザーにとって魅力的な求人かどうかを評価します。

求人ボックスは使いやすい！

求人ボックスは、運営会社が「価格.com」や「食べログ」などのサービスを運営しているだけあって、ユーザーが利用しやすい機能やデザインとなっております。
・さわやかな水色を基調としたデザイン
・シンプルなデザイン
・検索結果が素早く表示
・絞込み検索が充実
・検索回数ランキングの表示
など、シンプルかつきめこまやかな要素が詰め込まれています。

求職者の求人ボックスの利用方法

求職者の利用方法としては、サイトの検索欄に情報を入力します。
１：「「働き方・雇用形態」を選択します。
２：「職種、業種、働き方など」にキーワードを入力します。
例えば「営業」「アパレル」「カフェ　バイト」といった職種・業種・働き方のほか「営業　未経験」のような条件でも検索できます。
また、「職種から探す」ヲクリックすると表示される一覧から選択することもできます。
３：「都道府県。市町村名、駅名」にキーワードを入力します。
４：「検索」をクリックします。

また、サイト下部にある
「働き方・雇用形態から探す」から探す方法もあります。
カテゴリは
・正社員・転職
・アルバイト
・パート
・派遣
・契約社員
・業務委託
・在宅ワーク
・フリーランス
・新卒
・インターン
です。

求人ボックスの掲載方法

求人ボックスに求人を表示させたい場合、
・採用ボードに直接投稿する
・サイトのページをクローリングさせる
という2つの方法があります。

採用ボードに直接投稿する

求人ボックスには「求人ボックス 採用ボード」という直接投稿の機能があります。
無料で求人情報が掲載でき、初期費用や掲載費、応募や採用決定ごとの成果報酬もありません。

掲載方法ですが、
１：まず「新規登録」をクリックしてアカウント登録をします。
２：フォーマットに従い情報を入力していきます。
ブログを書くように簡単にできる作業です。
また、自由項目もありますので様々なアピールもできます。
３：作成した情報は「最短当日」に掲載されます。
４：応募があった場合メールで通知が来ます。
管理画面で応募者の情報が確認できます。

クローリング

クローリングというのは、自社のサイトに求人ページを作り、そのページを求人ボックスにクローリングしてもらい表示させるという方法です。

求人ボックスの掲載期間

求人ボックスの掲載期間はありません。

求人ボックスの掲載料（料金）

求人ボックスの「直接投稿」は基本的に無料です。
上記に説明したように、掲載から採用まで、全て無料で行うことができます。
全て無料でなぜ求人ボックスは運営ができているのか？
求人ボックスにはこんな説明がありました。

無料で利用できる理由

「求人ボックス」は全国の様々な働き方に対応した求人検索サイトです。
より多くの求人情報が集まるほど、求職者のご希望に合う求人をお届けすることができ、よりよい仕事探しのお手伝いができると考えています。そのため「求人ボックス 採用ボード」の登録・利用においては費用がかからないサービスを提供し、多くの企業様・店舗様にご利用いただくことでより多くの求人を投稿いただけるようにしています。
（求人ボックス公式サイトより）

↑
よく読むとはっきりと「無料で利用できる理由」は書いてないことがわかります。
なぜ書いていないのか？
恐らく言いづらいことなのでしょう。。。
では代わりにお答えしますと、
「有料オプションがあるから」
です。
多くの無料サービスサイトを同様、求人ボックスでも優良プランがあります。
この収入で求人ボックスは運営できているという訳ですね。
有料枠と無料枠は「表示場所」に大きな差が出てきます。
有料枠…検索結果画面の上部に表示
無料枠…有料枠の下に表示

求人ボックスの料金形態ですが、「クリック課金型」になっています。
これは求人がクリックされた分だけ支払料金が発生する、という仕組みです。
つまり
「求人が表示される」
↓
「クリックされない」
↓
費用は発生しない

「求人が表示される」
↓
クリックされ求人が読まれる
↓
費用が発生する
ということです。

そしてその費用ですが

掲載料金
掲載料金は「クリック数 × クリック単価(成果単価)」で算出された金額に消費税を加算した金額となります。
クリック単価は入札単価を上限として、掲載順位等に基づいて都度決定されます。
入札単価は掲載順位を決定する一つの要素で、【25円～1,000円】の間で自由に設定が可能となっております。

※入札単価が高いほど上位に掲載されやすくなりますが、入札単価だけで掲載順位が決定されるわけではありません。
（求人ボックス公式サイトより）

とあります。
クリック単価は25円から1000円まで自分で決めることができます。
そしてその金額が求人ボックス内での掲載順位の参考になります。
ただし、クリック単価だけが順位決定要因では無いとのことです。

支払方法は「クレジットカード払い」のみとのことです。

有料掲載

求人ボックスには「有料オプション」というものがあり、
さらに有料オプションの配信には「シンプルプラン」と「アドバンスプラン」の2種類があります。

シンプルプラン

設定項目は「1日あたりの予算」のみで、
入札方法は「自動運用」となります。
自動運用というのは、上限1000円で自動で入札単価が設定されるという機能です。

アドバンスプラン

アドバンスプランでは「入札方法」「入札単価」「ご利用予算」の3つの項目を設定します。
●「入札方法」は「手動運用」か「自動運用」を選択できます。
●「入札単価」は「自動運用」の場合は上限1000円で自動で入札単価が設定され、
「手動運用」の場合は25円から1000円の間で入札単価の設定ができます。
入札単価が高いほど検索結果の上位に表示されやすくなります。
●「ご利用予算」は「手動運用」の場合は1日あたりの予算を設定します。
「自動運用」の場合は予算の種類を「1日あたり」「1ヶ月あたり」「期間指定」の3種類から選びます。

求人ボックスには「リスティング広告」というサービスもあります。
代理店を利用する方法と自社で登録を行う方法があります。
代理店を利用する場合、その代理店に何％か（例：20％）を支払う必要があります。
その代わり、クリック単価の調整や予算管理などを行って貰えますし、その他サービスが付随します。
料金やサービスは代理店により異なります。

■リスティング広告

Asteal株式会社では、求人ボックスに対応可能なページを作成するサービス
『LP(ランディングページ)制作』を提供しております。

＊求人広告の様な掲載期間が無い
＊自己資産となり永続的に運用可能
＊理想の順番で求職者に情報を伝えられる
＊ライバル企業との差別化を図れる
＊「応募」のコンバージョン率が高い
＊応募フォーム最適化・自動返信機能
＊CMS搭載（見たまま編集機能）
＊CMS搭載（高性能アクセス解析機能）
＊自動AIレポート配信機能

Google広告の認定代理店「Google Partner」である、
WEB採用マーケティング運用のパートナー会社をご紹介可能です。

・求人ボックス・indeed広告やリスティング広告等の、導入から改善まで幅広く対応
・数千万の検索キーワードの中から「最善」を選択
・日によってキーワードを変化させ、質の高いマッチングへと導く
・最短5営業日で運用開始のスピード対応
・原稿のクオリティチェックを行い、改善箇所をアドバイス

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●ご相談・お問い合わせはこちら

「Indeed（インディード）」との違い

求人ボックスと同様の「求人専門検索エンジン」で業界最大手なのが「Indeed（インディード）」です。
では、求人ボックスとIndeed（インディード）の違いはどのようなものなのでしょうか？

■求人ボックスとIndeedの比較

ユーザー数や情報量ではIndeedの方が上です。
「クリック率(CTR)」「表示回数」「クリック数」などもIndeedの方が上です。
しかし、クリック単価について同様の条件でいえば求人ボックスのほうが安いようです。
その分求人情報も多く、競争率も高いと言えます。Indeedも利用し、さらに求人ボックスも利用することをお勧めします。
「自社で求人ページ（LP）」を作成すれば、両方のサイトにクローリングされて両方に表示されますので効率的です。

まとめ

求人ボックスはユーザー数・情報数が年々伸びてきており、求人をしたい企業も求職者も必須のサイトとなっています。
前述しましたように
『LP(ランディングページ)制作』サービスを利用すれば求人ボックスにクローリングされますし、当然自社のコンテンツとしても財産となります。
この機会にLPの作成をご検討されてみてはいかがでしょうか。

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