「スポーツインストラクターを採用したい」という場合、会社の採用条件とマッチするだけではなく、スポーツインストラクターに向いている人を採用して、採用後のミスマッチを避けることも重要だと思います。
この記事ではスポーツインストラクターに向いている人がどんな人で、どんな人を採用すべきか解説します。
スポーツインストラクターに向いている人は？
まず、スポーツインストラクターについて調べるとこのような解説があります。
（１）使命
様々なインストラクター職がありますが、合理的で正しいトレーニングメニュー、楽しく運動できる環境を提供することが使命です。
（２）仕事内容
スポーツインストラクターは運動を指導する「指導者」ですが、職業としては接客業、サービス業という側面もあります。
コミュニケーションをとり、相手との信頼関係を築くことで、楽しく運動してもらう、指導を喜んで受け容れてもらえるようになるのです。
（３）責任の重さ
近年運動を楽しむ人は増えています。
年齢層も幅広く、シニア層は今後も増加すると言われています。
今後の見通しでは、インストラクターには安全管理の知識や技能が強く求められています。
年齢や体力、運動する目的や希望に沿った、無理のない適切な指導が求められる風潮は、これからもますます強くなってゆくでしょう。
「インストラクター」は指導者全般を指す言葉なので、スポーツ施設にいるインストラクターは厳密には「スポーツインストラクター」と呼ぶのが良いようです。
運動指導だけでなく、トレーニングメニューやプログラムの作成、さらにはスポーツを楽しむためのコミュニケーション能力も求められます。
このように、スポーツインストラクターに向いている人はまず指導やトレーニングを提供できて、コミュニケーションがきちんと取れて責任感のある人、が「スポーツインストラクター」に向いていると思います。
スポーツインストラクターの業務
また、「スポーツインストラクター」としても業務はこのようになります。
商業スポーツ施設などで利用者にトレーニング方法やスポーツを教えす業務です。
身体、メンタルのケアを行い、利用者の不安を解消しながらスポーツができるようケアや応援をする仕事です。
ケガの予防
スポーツインストラクターは、ケガやトラブルを防ぐ必要があります。
安全に運動ができるよう、一人ひとりに合った運動メニューを考え指導を行います。
メンタルケア
スポーツには、メンタルのケアも必要です。
利用者のメンタルを支えてサポートすることもスポーツインストラクターの重要な役割です。
利用者のサポート
利用者によってニーズは変わります。
利用者に合わせ適切なトレーニングメニューを作成します。
メタボ対策、ストレス解消など目的が分かれるため、臨機応変な対応が必要です。
上記を踏まえると、怪我や医療、メンタルケアの知識がある人だとより良いと思います。
スポーツインストラクターには、上記のようなスキルを持った人を採用すると良いです。
ヨガインストラクターに採用すべき人は？
ヨガインストラクターは、ヨガを通じて生徒の健康を支える仕事です。
ヨガの基本的な姿勢や呼吸法、身体の仕組みに関する知識、ヨガに関する専門的な知識と技術をもとに指導していきます。
近年、マタニティーヨガ、キッズヨガ、ホットヨガなど、さまざまなヨガのジャンルが人気で、インストラクターの活躍範囲も拡大しています。
ヨガインストラクターに向いている人としては
ヨガが好きな人
…なによりも「ヨガが好き」ということが前提です。
ヨガが好きであれば当然、ヨガの知識や経験もあるものを思われます。
例え現時点で知識や経験が無い、浅いとしても、これからヨガの勉強をすることは苦にならないと思います。
そして、お客様に指導する際、「ヨガが好きである」ということは人に伝わると思いますし、それがサービス向上につながります。
また、仕事で嫌なことや辛いことがあったとしても「ヨガが好き」ということで続けることができると思います。
コミュニケーション能力が高い人
…お客様に教えることが「インストラクター」の仕事ですので、当然コミュニケーション能力は必要となります。
具体的には「営業」や「接客業」のお仕事経験があると向いていると思います。
健康で体力がある人
…レッスンというものは基本的に休めませんし、代わりの人はいません。
ですから体調不良や生理痛でもやらなければなりません。
まずは健康で体調管理がしっかりとできる人が向いています。
さらに、体調が悪い時でもレッスンの質を下げずやり遂げられる人であれば尚向いていると思います。
「ヨガを広めたい」という気持ち
…たんにヨガが好きなだけではなく、「ヨガを世の中に広めたい」という気持ちを持っていることが、ヨガインストラクターの資質のようです。
人に教える仕事ですので、ただ「自分がやって楽しい」ということではなく、「ヨガってこういう所が素晴らしいですよ」「ヨガで幸せになりましょう」ということを人に伝える能力や気持ちが大切、ということですね。
収入よりもやりがいが大事な人
…ヨガインストラクターの仕事は、決して給料の高い仕事ではありません。ですから家庭環境などでお金に困っていない方や、お給料より「やりがい」優先で働く人が向いていると思われます。
●その他
その他にも「明るい人」「前向きな人」「哲学に興味のある人」「精神世界に興味のある人」「指導するのが好きな人」「人の役に立ちたい人」「運動が好きな人」「体系維持ができる人」「IT系に強い人」「努力家な人」…などが挙げられます。
このような方をヨガインストラクターに採用すべきだと思います。
ダンスインストラクターに採用すべき人は？
ダンスの先生は様々なジャンルのダンスを指導します。
ヒップホップダンス、サルサ、フラメンコ、サンバなど、様々なジャンルがあります。
ダンスはジャンルによって大きく動きや振り付けが異なるので、ダンスの先生はそれぞれが得意とする分野のダンスレッスンを担当することがほとんどです。
具体的な仕事内容は、ダンス音楽の編集、フォーメーションの指導など、一連の指導をわかりやすく行うことです。
踊りだけではなく、総合的な業務も求められます。
そのうえで、ダンスインストラクターに採用すべき人については「ヨガインストラクターに向いている人」と同様かと思います。
ダンスの資格については、「ダンスインストラクターに必要な資格」というのは特に無いようです。
どうしても資格が欲しい、という方は「一般社団法人ダンス教育振興連盟（JDAC）」の「ダンス教育指導士」という資格があるようです。
ですが採用する場合に重視すべきや
●ダンス経験
●メディア出演歴
●入賞実績
のある方を優先に採用すべきです。
例えば「有名アーティストのダンサーを数年やっていた」という方でしたら、集客面でも大いに役に立つと思います。
それ以外の面としては「ダンスが好き」なことや、「体調管理」「コミュニケーション能力」のある方を採用すべきですね。
まとめ
今回はスポーツインストラクターに採用すべき人、ヨガインストラクターに採用すべき人、ダンスインストラクターに採用すべき人について解説いたしました。
